世界のロケット一覧とその特徴
credit: Visual CapitalistのOmrio Wallach 氏が分かりやすくロケットを一覧化しています。
アポロ計画におけるサターンVはギネス記録に残る最大ロケットですが、世界最大はStarship(SpaceX社)に塗り変わろうとしています。旧ソ連のロケットは上記図だと、この2つの次に大きいことになりますね。
ロケット進化の軸
①ペイロード(積める荷物量)
3月14日の打ち上げで発射が成功したSpaceX社のStarshipは100,000 kgです。比較として、堀江貴文さんのインターステラテクノロジズ社が2021年まで打ち上げていたMOMOは30 kg。全長も約120m VS 約10mで差がありますが、積める荷物量はさらに上回る差がでています。
②製造コストダウン
ロケットを再利用するのか、ロケットの原価を下げるのか、量産化体制を取るのかなどなどあらゆる工夫が見えてきます。
SpaceX社は今1キロの荷物あたり2,000ドル(約30万円)で飛ばせるらしいです。対して2024年3月13日に実験された日本のスペースワン社は1キロ6~700万円っぽいのですが、ここは衛星打ち上げ需要が高まっている現在重要な論点になってそうです。
※間違えていたら訂正お待ちしてます
③飛行距離
火星までなのか、月までなのか、またはISSまで、地球の表面までなのか…飛距離を出すための開発も行われています。初めロシアのミサイルを火星に飛ばそうとしたイーロンマスク氏は、今も「火星」へ行くために様々なロケットを開発しています。
④燃料
ロケットの歴史は燃料の歴史らしいですが、あまり深くは理解していません。2024年現在の日本で宇宙開発成功の話題は専ら燃料についてですね。
⑤(人以外の場合)積む荷物の軽量化
衛星の軽量化は積極的に投資されているみたいです。(現在情報収集中)
初衛星打ち上げ成功の歴史
日付 | 国 | 人工衛星 | 発射場 |
1957年10月4日 | ソビエト連邦 (ロシア) | スプートニク1号 | バイコヌール (現在はカザフスタン) |
1958年2月1日 | アメリカ | エクスプローラー1号 | ケープカナベラル |
1965年11月26日 | フランス | アステリックス | アルジェリア、アマギール |
1970年2月11日 | 日本 | おおすみ | 内之浦(鹿児島) |
1970年4月24日 | 中国 | 東方紅1号 | 酒泉 |
1971年10月28日 | イギリス | プロスペロ | オーストラリア、ウーメラ |
1980年7月18日 | インド | ロヒニD1 | シュリーハリコータ |
1988年9月19日 | イスラエル | オフェク1 | パルマヒム |
1991年9月28日 | ウクライナ | ストレラ-3 | ロシア、プレセツク |
2009年2月2日 | イラン | オミード | セムナーン |
2012年12月12日 | 朝鮮民主主義人民共和国 | 光明星3号2号機 | 東倉里 |
2022年6月21日 | 韓国 | 高興 |
フランスとイギリスは当初自国に発射場を作らず別国で作り実験を行いました。
そもそも発射場には最低限必要な条件があります。
①東及び南北いずれかにひらけている
②低緯度地域(赤道に近い場所) ※今は高緯度が良いケースもあり
③天気が良い
上記条件を見ると、日本は太平洋側に面する場所ではどこでも発射場を作れそうですね^^
なおイギリスには発射場がありますが、フランスは未だに発射場がありません(間違えてたらご指摘ください)。
有人ロケット発射状況
※現在執筆中です
日付 | 国 | 民間企業 | 発射場 | 結果 | 動画 |
世界のロケット発射場(宇宙港)一覧
世界にはたくさんのロケット発射場があります!日本にも6箇所、アメリカでは20箇所あるとされています。
元々は赤道近く、緯度約30°ほどの場所に各国が設置したとのことですが現在は地球上に満遍なく散らばっているように見えますね。比較的海に面している場所に多い、という共通点は変わらなそうです。
北海道の大樹町にある発射場は、街からも距離があり周辺に殆ど何もない場所でした。未だに爆発の危険性もありかなり音も大きいためそれくらい隔離されてる方が安全ですね。
世界の宇宙進出への取り組み
※現在執筆中です
参考Webサイト・引用元:
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_rocket_launch_sites
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1DX5gNX8QUYyGT6USom3uT_MhIpA&hl=en_US&usp=sharing
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