2024年は宇宙産業の年!今年の宇宙国際展示会一覧

2016年にイーロンマスク氏は国際宇宙会議(IAC)にて火星への移民計画「Interplanetary Transport System (ITS)」を発表してもう8年が経ちます。火星へ行く、という発想は突拍子もないものに聞こえますが初めて火星探査計画が提案されたのは19世紀後半でした。

火星の存在は古代エジプトの時代から認知され、ガリレオ・ガリレイは1609年には火星の存在を望遠鏡で目視されています。2024年現在は、すでに無人の火星探査は車も走り出し実行に移っている状況です。

国際宇宙会議を筆頭に、世界中の宇宙関連イベントでは面白い発表があります。この記事ではそんな2024年に開催される著名な宇宙産業イベントをまとめてみました。

目次

国内の著名な宇宙産業イベント

2024国際宇宙産業展ISIEX

2024年4月時点では過ぎていますが、今年2月に開催されました。

https://biz.nikkan.co.jp/eve/isiex/overview.html#outline

SPEXA-宇宙ビジネスに関するすべてが集まる展示会

直近では4月24日-26日に開催されるSPEXAです。主に国内の宇宙関連企業52社が出展します。スピーカーとしてインターステラテクノロジズ株式会社のファウンダー堀江貴文氏も参加します。

東京ビッグサイトで開催され、来場無料なので興味ある方はぜひ。

https://www.spexa.jp/tokyo/ja-jp/search/2024/directory.html

Japan Drone 2024

2024年06月05日 ~ 2024年06月07に幕張メッセで開催されるドローン関連イベントも、少し興味深かったのでここに貼っておきます。

https://ssl.japan-drone.com

第7回 航空・宇宙機器 開発展

2024年06月19日 ~ 2024年06月21日に東京ビッグサイトにて開催される「ものづくりワールド」の一部で宇宙機器メーカーが出展します。

https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/about/aerotech.html

SPACETIDE

2024年07月08日 ~ 2024年07月10日に虎ノ門ヒルズで開催される国際宇宙ビジネスカンファレンスです。

安全保障と宇宙産業を掛け合わせたブース含め、楽しみが盛り沢山です!

https://spacetide.jp/conference/tide2024

Summit for Space Sustainability

2024年07月11日 ~ 2024年07月12日に開催されます。

https://www.swfsummit.org

第16回環太平洋国際宇宙会議 (16th International Space Conference of Pacific-basen Societies)

2024年11月19日〜 2024年11月22日に帯広市のとかちプラザにて開催されます。

各国の研究者が最新の研究成果を発表したり、道内で宇宙ビジネスに取り組む企業が事業について報告したりすることになっていて、十勝の大樹町で整備が進む「宇宙港」の見学ツアーも予定されている

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240508/7000066720.html

NIHONBASHI Space Week

11月18日から22日までは日本橋エリアでNIHONBASHI Space Weekが開催されます。こちらはまだ情報が少ないですが、2023年の開催時は90社、150を超える登壇者が集結しました。

SpaceX社はいませんでしたが、オーストラリア大使館とオーストラリアの宇宙企業が出展してました。

https://www.crossu.org/spaceweek

世界の著名な宇宙産業イベント

世界の宇宙イベント!といえば国際宇宙会議(IAC)ですが、他にも著名なイベントが存在します。

Space Tech Expo USA

アメリカのカリフォルニア州・ロングビーチで、2024年05月14日 ~ 2024年05月15日に開催されるエキスポです。

昨年の実績は
来場者数 : 3100人
出展社数 : 235社
で米国内の宇宙関連企業が出展します。

出展企業の中に、SpaceX社やRelativitySpaceは見つけられませんでしたが今年は275社以上の出展が決まっているみたいです!

https://www.spacetechexpo.com

ILA Berlin 2024

2年に1度だけ開催される航空・宇宙・防衛機器イベントです。
今年は2024年06月05日 ~ 2024年06月09日と6月に開催されます。
2022年に開催された実績は
来場者数 : 72,000人
出展社数 : 550社
と、かなりの規模であることが伺えます。
https://www.ila-berlin.de/en

宇宙関連企業の出展は123社で、ほとんどがドイツとヨーロッパです。中国企業の出展もありました。

国際宇宙会議(IAC)

IACは今年イタリアのミランで開催されます。

2024年10月14日(月)〜18日(金)に開催されるイベントです。1950年に始まった世界最大の宇宙関連会議で、参加費が高いので多くはないですが毎年6,000名程が参加します。https://www.iac2024.org/ 

昨年はアゼルバイジャンで開催され、日本からもJAXA含め6社出展しました。

JAXAは下記のようなイベントも主催したみたいです^^また若田宇宙飛行士も参加されていたとのことです。

Space Tech Expo Europe

2024年11月19日 ~ 2024年11月20日にドイツ・ブレーメンにてヨーロッパバージョンが開催されます。

2022年の実績は
来場者数 : 5600人
出展社数 : 511社

と「ヨーロッパ」なだけあって米国の2倍以上の出展社数です。

https://www.spacetechexpo-europe.com

Global Space and Technology Convention 2025

シンガポールで今年2月に開催されたイベントですが、2025年も同じく2月に開催予定です。

https://www.space.org.sg/gstc

2024年は日本にとって宇宙産業の年!

ちなみに日本でも宇宙産業に対して大きな予算が存在します。2024年は約8,945億円。2年前が約5,000億円だったことを考えるとざっくり2倍です。
もちろん米国・中国と比較したら、また日本の1年の総額約112兆円にしたら、という意見もありそうですが大きく増えていることは間違いありません。

宇宙技術戦略も策定され、文部科学省はロケットや衛星のベンチャーに対しても各社に対し初期投資で20億円、最大約140億円程度の補助をするなどこれまでとは類を見ない潤沢な予算が用意されています。

ちなみに日本の大手企業は米国の民間企業と積極的に関係構築をするなど、政府だけでなく民間の大手企業も関与を検討しています。スターラボは民間宇宙ステーションの建設をNASAから受注した会社で、そこに三菱商事が株主として参入します。

ヒューストン, 2024年4月5日 /PRNewswire/ — ボイジャースペース(Voyager Space)とエアバス(Airbus)の合弁事業であるスターラボスペース(Starlab Space LLC)は本日、三菱商事を戦略的パートナーおよびスターラボスペースの株式所有者として迎え入れました。

https://jp.prnasia.com/story/110209-3.shtml 
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